新人戦が終わり、今のチームの課題とこれからの決意を固めて練習を再開しています。
まずはベスト8を確保することはできましたが、今の段階では4チームとは少し差があります。
しかし「チーム伸びしろ」は少しずつ進歩を続けています。練習でやってきたことははっきりと成果が
見られますが、成長には時間が必要です。上位チームと戦うには間に合っていない練習について
この時期からゆっくりと積み重ねています。
課題に挙げた1つのプレーをじっくりと取り組み、徹底的にマスターしきって「スペシャリスト」となることと同時に、プレーの幅を広げて「オールラウンダー」となることという、一見相対する方向性を同時に追求しています。
課題練習をじっくりと1日かけて取り組む日と、その日のポジションをくじ引きで決めてすぐにゲームをおこないます。さまざまなポジションを理解し、自分のできるスキルと戦術眼を動員して、勝つためのプレーをすぐさま工夫してできることを目指しています。こうして他のポジションを実際に経験することで、バレーへの理解を高め、他のポジションの選手への「思いやり」の質を高めることができると考えています。
高校以上のバレーでは技術も大切ですが「高さとパワー」がものをいいいます。身長が高くなければやっていけないわけでは決してありませんが、高さ(ジャンプ力)がないといずれ限界がやってきます。技術も筋力に支えられて、さらにレベルアップします。
練習の時間が限られているので、いかに時間を短くしつつ効率よくトレーニングができるかが重要です。必要な要素をきっちりと詰め込んで集中することで、実際「オールアウト」してトレーニングを終えるています。成果が見えるのはもっと先ですが、これからが楽しみです。