私たちはこちらから声をかけて、中学のチームを呼ぶことはあまりやりません。
高校の都合で声をかけるようでは、その機会は誰のためにあるのかわからないという思いからです。
その代わりに中学の先生方から頼まれれば、予定が合う限り全力で協力させていただいています。それは正に100%中学の生徒さんたちのためのなることを願ってもうけられた機会であり、たくさんある高校の中から花園を頼ってくれたという、その信頼に少しでも応えたいという気持ちからです。
しかし今回、黄檗中学には、こちらから図々しくもお願いして練習に来てもらいました。
それは本校の卒業生の弟がいるからで、少しでもその役にたちたいという、完全に押しつけがましい気持ちがあったからです。
本人さんにとってはいい迷惑だったことでしょうが、黄檗の選手たちは明るくて素直な選手が多く、私たちはいたって楽しい練習をさせてもらいました。
わずか半日の練習でしたので、大した力にはなれませんでしたが、彼らが大会でもよりたくさん笑顔になれる機会が訪れることを願っています。
わがままを了承して、チームを連れてきてくださった先生には心から感謝しています。